↑ ライ麦20%のべーぐる。これもリーンの基本生地からのバリエ。
B:Aちゃん、この講座で紹介してきたバリエの作り方は、 あくまでも方法のひとつよ。
A:じゃあ計算とかしないで、いきなり試作して、 「多い、少ない」って 材料を加減してもいいの?
B:じつはね、わたしも昔はそうだっだのよ(^_^) A:そうなんだ〜。なんか安心したぁ。 B:でもね、そのやり方だと材料の加減を、つい目分量でやっちゃうから、 ちゃんと記録が残せなくて、そのときはうまくいっても、 次はうまくいかないこともあったの。 もちろん、作業の流れも停滞するから、効率も悪いし。 その場限りのきまぐれなアレンジのつもりならそれでもいいんだけれど バリエとしてレシピを確立させたいときは、こんなやりかたじゃ よくないな、なんとかならないかな、って考えて 今のような【作戦】をたてるようになったの。 A:作戦!?
B:そう。スポーツだって受験だって確実に勝とうと思ったら 【作戦】をたてるでしょ。今回の方法はまさにそれなの。
材料の性質から、生地への影響を考えて作戦をたてる。 それに基づいて試作をすれば、多少の調整は必要でも いきあたりばったりより成功率は高いし、時間や材料のロスも少ない。 それにデータも残るから、次回も同じ生地が簡単に再現できる。 ムダの少ない方法なの。
A:なるほど。そりゃそうだ・・・(@_@)
B:今回の講座で説明してきたことは、 取り入れられる範囲で参考にしてみてネ(笑) この考え方にしばられたり、負担になるようじゃつまらないもの。 バリエも、既製のレシピで楽しむのもおおいに結構だし、 あえて作戦をたてず、ああだ、こうだとその場で 生地を作っていくほうが楽しいっていうならそれもよし。 結局、パン焼きは自分にあったスタイルが一番なのよ。(^_-)
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リーン生地のバリエを広げる講座、これでオシマイにします。 みなさんどうもありがとう。Aちゃん、Bさん、お疲れさん!(笑)
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