↑ あまい香りにおもわずにっこり。三上バラ園 http://mikami.moo.jp/
冬は水道が凍りつく古い台所で、コンロの上にポンと乗せる 温度計もタイマーもついていない金属の箱のような天火(てんぴ)で、 パン作りを覚えました。
すごいね、小学生なのにパンが焼けるの? みんなのびっくりしたような笑顔がうれしくて、 いろんな人にパンを食べさせていたことを思い出します。
それから今まで、波はあったけど、ずっとパンとともに暮らしてきました。
自分のために、好きな人のために、家族のために、 教室の生徒さんために、カフェのために。 何百kgという粉をいろんなパンに焼いてきました。
どんなパンでも焼けるようにならなくちゃ!と 気負っていた若い時期もありました。
でも、子供がうまれ、食事やおやつとしてのパンを焼くうちに、 『おうちで作るおかあさんのパン』が わたしのテーマだと気づいてからは、迷わなくなりました。
パンのおかげで、たくさんの方と知り合えました。 その中には、顔も存じ上げない方もいっぱいいらっしゃいます。 メールやお手紙だけのやりとりですが みんな焼きたてのパンのように、あたたかい・・・。 そして、さまざまなことを教えてくださり、 思いがけない幸せをわけてくださいます。
ホントにパンを焼くことしかできないわたしだけど、 みなさんにもっと幸せをお返しできたらいいな。 なんて。(*^^*) ちょっと照れくさいけど、そう思いながら暮らしてます。
突然ですが、ちょっと仕事がたて込みまして 5日間ほど日記をお休みします。 また23日(土)にお会いしましょう。(^^)/ ************************************************************
このバラもパンが縁で。
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