↑ 「ユズ、次は巻いてるとこ撮るからゆっくり頼みますヨ」「了解(*^^*)」 と、こんなふうに撮影はすすみました(笑)
今日は、20×40cmという生地のサイズについてお話しようかな。
20cmはすぐわかりますね。パウンド型の長さです。 40cmは、ぐるぐる〜っと美しい巻き目が自慢の 『くーぷ』特製【シナモンブレッド】に、どうしても必要な長さです。
つまりこういうこと。 生地が長い→巻きが多い→ぐるぐると回転の多い美しい巻き目 生地が短い→巻きが少ない→せいぜい「の」どまりの巻き目
まあ、巻き目のぐるぐるは、多けりゃいいってモンでもないし 好みもあるから「絶対40cmまで伸ばして」と強制しないけど。(笑) でも、生地の面積が広いとシナモンシュガーをたっぷり巻き込めるから 風味も格段にアップするってことも覚えておいてね(^_-)v
伸ばした生地が戻ってきちゃうとお悩みのあなた。「いじりすぎ」です。 生地は、刺激されると収縮する性質があります。 発酵によってゆるり〜としている間に一気に伸ばす!!これが大事。
生地のほぼ中央に麺棒をあて、ある程度の力で 上方向に、すい〜っ!次に下方向に、すい〜っ! この2回で8割方キメちゃう。さらに必要な長さまで麺棒を上下に転がし、 できるだけ少ない回数で目的の長さにもっていく。
多少の練習は必要ですが、あきらめずトライしてみてね。 あ、それからこの成形は『くーぷ』のリッチの生地とセットです。 他の生地では、ここまで伸びない場合がありますから御了承くださいね。
じゃあ、いよいよ巻きましょう! 一番手前は意識して「くいっ」と生地を中に巻き込んでね。 こうすることで渦の中心がくっきりキレイにでます。 そして、向こうまで転がしていくわけですが、絶対きつく巻かない! 発酵によってふくらむことを考慮して、 薄い空気の層を1枚はさむような気持ちで、左右均等にくるくると。 巻き終わりを下にして、油脂を塗った型におさめればOK!
明日は最終発酵で〜す。
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