↑ 上・ぽこぽこした焼き上がり。くるみも。 下・ぽこぽこをひきはがしていただきます。(^^)
高校生のころ、「ビアードさんのパンの本」と出会いました。 この本は、じつに衝撃的な内容でした。なにしろ・・・
「材料がわからない!」 「ひとつのパンに使われる材料が多い!!」 「レシピの数字がとてつもなく大きい!!!」
アメリカのオーブンって、いったいどんなオーブンなんだ? 驚きの連続でしたが、この本は当時…、いや現在に至るまで すごい魅力で私をひきつけているんです。
とにかく文章がなんともいえず素敵。 (ビアードさんも素晴らしいのですが、 翻訳をなさった根田春子さんのお仕事が素晴らしいのです。) レシピの冒頭で、まずそのパンを紹介し、続けて材料、作り方。 表現が優しくて、読んでいて楽しい!そして夢が広がるのです。
余談ですが、同じく楽しくレシピが読める本として、 当時の私は「壇流クッキング」が大好きでした。(今も好きです) これも分量が結構適当で、作り方もああしてこうしてハイできあがり〜! みたいな書き方。でもテンポがよくて、映像を見てるかのよう。 私は、こういうお料理の本が大好きです。
さて、「ビアードさんのパンの本」は、 先にもあげたように、未知の材料が多く、 分量も「粉6〜7カップ、バター1/2ポンド」という具合に 数字がやたら大きく、日本の普通の家庭では、 すぐには使えないレシピでした。
だから、なにか焼いてみようと思ったら、まずは、 手にはいる材料だけのレシピを選び、作りやすい分量に直すことから すべては始まるのでした。 面倒ではありましたが、おかげで配合を意識することを覚えました。 まあ、この話は長くなるのでおいとこ〜っと。
そう、それでね(^^)、今日、一番なにが言いたいかというと 「モンキーブレッド」なの。 今ではあちこちで紹介されているけど 日本で一番最初に紹介した本は、ビアードさんの…だと思います。 今日は、そのモンキーブレッドを かぼちゃ生地&小さめサイズで焼いてみました。
小さく丸めた生地をバターと砂糖のシロップにひたしながら 型に詰め込み焼き上げます。すると、焼き上がりは ぽこぽこと愛嬌のある表情になるんですね(^^) 型から出して、あたたかなうちに 生地を引きはがしながら食べるのが最高です。(^^)/
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今日から毎週金曜日は、都道府県民デーといたします。 指名した地域にお住まいの方のみ、書き込みお待ちしています。
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さて、海外の皆さん、こんにちは〜!! 今日の書き込み欄は、すべて、海外にお住まいの皆さまのために ご用意しました!お会いできてうれしいです(^^)/ みなさんがお住まいの地域では、どんなパンが好まれてますか? パンは作るものですか?買うものですか? 暮らしている国のこと、家族のこと、はまってること・・・ どんなことでもご自由に書き込んで下さいね。 お待ちしています。
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