↑ 上・成形します。中央の溝はしっかりつけましょう。 下・最終発酵後、これから焼きます。
はちみつ入りの白いパン・・・4個分
○材料 【 】内はベーカーズパーセント
強力粉(スーパーカメリヤ)200g【100%】 塩 3g【1.5%】 はちみつ 10g【5%】 インスタントドライイースト 2g【1%】 水 125g【62.5%】
○作り方
おおむね「みかさんの手作りパンのある楽しい食卓」 ふたごパン参照のこと。 リンナイガスオーブン150〜160度で10〜11分焼成。 電気の場合、もう少し温度も時間も必要でしょう。
○はちみつの計量の仕方。
はちみつは、別容器で量ってから移すと、 どうしても内壁に残ってしまいがちです。 下記の方法が一番、無駄がなく、量りやすいと思います。
空の計量カップを秤にのせ、はちみつをカップ内に量る。 続けて、同じカップに水を量る。 スプーンで底に沈んだはちみつと水をよく混ぜ合わせ、 はちみつ水にしてから、粉に注ぐ。 水が冷たい場合は、この状態で電子レンジで少しあたためて。
○このパンの特徴と注意。
この生地は、油脂を含ません。 よって、生地に充分な伸展性(のびやすさ)を持たせるためには 充分な水分が必要です。 (リーン生地における水分の役割についてモンマが思うこと↓) http://diary2.net4u.org/2/scr3_diarys.cgi?action=article&year=2004&month=12&day=10&cat=7708pankobo6
人によっては、柔らかく、いわゆるこねにくい生地かもしれません。 その場合、適宜打ち粉をしてもかまいませんが、 できるだけ少量に抑えたいものです。 柔らかい生地に対しては、つい文句のひとつも言いたくなりますが、 扱いさえ覚えれば、かわいいものです。
慣れるためには、おっくうがらず、何度も触れるしかありません。 そうすれば、手の使い方、力の入れ加減、抜き加減、 打ち粉の効果的なふり方、カードの使い方、が自分なりに分かります。
でも、そういうことに時間を割くのは趣味じゃない、という場合は 最初から機械こねにするといいですね!楽チンです。
成形時、中央に溝をつけますが、わたしは菜箸を使っています。 このとき、菜箸がくっつかないよう、生地のほうに 少量の粉をふってください。強力粉、上新粉(米の粉)お好みで。
箸を生地にぎゅっと押し込んだら、そのままひきあげてはダメです。 箸を前後にしっかり転がしましょう。 谷底に平らな部分を作る、これがキレイな溝の一つめのコツです。 (画像上参照)
最終発酵は、ややたっぷりめにとりましょう。 はねあげる力が強すぎると、溝がなくなってしまうのです。 元気のある子供は布団を蹴り上げますが 疲れた大人は布団を蹴り上げる力もありません(笑)。 なんつって、このたとえが適切かどうかはさておいてですね、 生地の力を程よく抜いてやること、これがキレイな溝の二つめのコツです。
私と同じガスオーブンの場合は予熱なしで庫内に入れてかまいません。 電気オーブンの場合は予熱したほうがいいでしょう。
油脂の入らないパンは、すぐに硬くなる、 と思われがちですが、それは作り方(育て方)次第です。 このパンは、翌日、あたためなおさなくても、ふわふわ!!です。
ノリさんが、このパンがとても気に入っていて 毎晩、粉400g分をこね、8個焼き上げます。 あっさりしてて、ほんのりはちみつの香りがして わが家の一番人気のパン、お試しくださいね。
|
|
|