あれからとは・・・阪神淡路大震災の事です。 あの日の事は今でも忘れられません・・・ 当時、私たちは横浜に住んでいました。 でも、私も主人も神戸の大学に通っていたので、今もたくさんの友達が神戸にはいます。 私は、就職先も神戸の三ノ宮で、思い出の詰まった場所なのです。 しかし、TVに映し出されていた三ノ宮の街は、もはや私の知ってる街ではありませんでした。 ただただ驚きと悲しみで、TVの前で一日中泣いてました。 主人の実家は奈良なので、被害はなかったものの、 しばらく電話も繋がらず、声を聞くまでは心配でした。 私の弟もその頃は大阪に住んでおり、私の父もちょうどその日に仕事で関西にいたため、そちらもなかなか連絡が取れず、かなり心配しました。 幸い、私の友達も主人の友達もみんな無事でしたが、家屋が崩壊してしまった友達はいました。
数年前にここ松山でも大きな地震がありました。 その時でさえ、夜は小さな余震にも「はっ!」と目が覚め、 揺れてもないのに揺れてる感覚に襲われました。 きっと阪神大震災を経験された方は、その何十倍もの恐怖に襲われた事でしょう。 いや、今でも恐怖を忘れる事はないでしょう。
この数年の異常気象、天変地異・・・ 私たちには、どうする事もできない自然の現象・・・ 何より怖いのは、やはり、家族を失う事でしょう。 考えただけでも、気が狂う思いです。 当時、たくさんのワンたちも飼い主を探して、彷徨っていました。 あれから10年。。。 神戸の街もようやく再建できたかのように見えます。 しかし、人々の心の傷はきっと一生癒される事はないのでしょう。 今は、新潟の被災地の方も一刻も早く、元の生活に戻れる日が来る事を祈ります。
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