↑ もっちりした噛み応えが魅力の【べーぐる】
数年前、料理雑誌TANTOでパンの作り方を何度か紹介しました。 その話を聞きたいというリクエストがありましたので、ちょっとだけ〜。
パンの撮影は、まずプロセス(作業過程)を順に撮っていき、 最後に焼き上がりの写真を撮ります。 プロセスの撮影は、じつに丁寧。 1カットに何枚も撮りますから結構時間がかかるんですね。
当然、パン生地は長時間空気にさらされたり、 時には照明をあてられたり、ダメージが大きくなっていきます。
結局、こうして過酷な?プロセス撮影を経た生地は、 最終的にはあまりいいパンになりません。仕方ないことです。 ベストなタイミングで、お世話ができなかったんだもの・・・。 「ごめんね、頑張ったね、お疲れさん」と声をかけてやります。
さて、出来上がりの撮影には、別のパンがさっそうと登場します。 これはさっきのとは別に、最初から「出来上がり用」として 細心の注意をはらって、焼いておいたもの。 そう、撮影に充分耐えうる完成度があるわけです。(^^)
・・・ということで、おわかりでしょうか。 1つのパンにつきプロセス用と出来上がり用の 2回分生地を仕込むんですね。
いつだったか、7種くらいのパンの撮影がありました。 この日は結局、14回生地をこねたわけですが 楽しかったですよ。多いほど燃えます(笑)もっと焼きたい(笑)
さて、画像は【べーぐる・ぷれーん】 ホシノ丹沢酵母とはるゆたかブレンドで。
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