義妹に誘われて夕飯は外食とすることになった。 その道中・・・運転していた義妹が「キャッ!ナニ?なにっ?!」と大声を出した。 私は運転席の後ろの座席に座っていたため、道路の左端のその光景はちらっとも見えなかったのだが、その光景が見えた者の話によると、どうやら仔犬が車に轢かれたか、病気か何かで行き倒れたか、うずくまったような形でその場にいて、そのすぐ傍に母犬らしき大きな犬がいて、死んでいると思われるその仔犬をペロペロしていた・・・・らしい。 母犬は首輪をしていたので、野良犬などではないようだ。 どういう事情で、飼い犬と思われる母子の犬がその場所にいたのかは不明だが、車に轢かれているとすれば、恐らくもう死んでいるであろう仔犬をペロペロしている母犬の心情を思うと涙が出て来る。 また、飼い主さんが母子が家(庭)にいない事に気付いて、あの状況を見つけた時の事を思うと・・・同情を禁じえない。 事故防止の面からも、逃げ出したりしないようしっかり管理することも飼い主の愛情の一つと言えるのかもしれない。
・・・それにしても、どうしてあの時車を止めてもらわなかったのだろう? もしかしたら仔犬は助かったかもしれないのに・・・ その事をとってもとっても後悔している。 新年早々、深い自己嫌悪に陥った私なのでした。
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