トイが肝機能の薬を飲み始めてから1ヶ月経ったので、再検査をしてもらいに獣医さんに行って来た。 なんだかとっても混んでいて、20分の検査結果待ちを含めて、トータル2時間弱掛かってしまった。(>_<) 結果は110あった数値が27に! とっても優秀!もう薬は飲まなくてよい、と言ってもらえた。 他に気になるところはない?と聞かれたので、勇気を出して「なんだか頭が薄くなって来たみたい・・・」と聞いてみた。 「赤くなっているところは本当に軽い炎症になっているけど収まれば毛は生えて来ると思う。でも、こっちの肌色の部分は表面もツルツルになっているから、残念ながらもう生えて来ないかもしれないよ。ダニとかそういうのはないから安心して。」と言うことだった。 先生にこんな質問をしたのは酷だったかも。 だって、だって、先生の頭も・・・・・ごめんね、先生! ところで。この病院、診察室は3つのブースになっており、その隣に処置室がある。 今日通されたのは処置室のすぐ隣のブース。 採血の時だけトイが処置室に連れて行かれたので、ガラス越しに見ていると入院中のワンコの面会に来たおばさんがいた。 おもむろに持参したレジ袋の中から割烹着を取り出し、上に着てからワンコを抱っこする。ミックスらしいワンコはかなりの高齢で衰弱しているように見えた。 このおばさんと会計で一緒になった。 鼻をすすりながら、諭すように話す院長先生の話を聞いている。 院長先生は「呼吸がスースーしているから苦しいように思うかもしれないけど、呼吸器も付けてないくらいだからそんなに苦しくないんだよ。いたずらに寿命を縮ませるのはどうかと思うよ。」というような事を言っていた。 こんなに苦しんでいるんだったら、可哀相だから安楽死を・・・という話が飼い主さん側から出たんだろうな、可哀相にな、つらい選択だよなと思いながら聞いていた。 ところが、少しして外に出ると、先に出たそのおばさんが娘らしきすごく若い、よく似た女性と爆笑しながらオープンカーに乗って颯爽と通り過ぎて行くではないか! え?!ありえない! 気持ちの切り替えの早い人だとしても、ほんの2〜3分前に安楽死の話をしていたのに?! それに、娘は何故お見舞いに来ない?! 「お一人だけ」という制限がついていたとしても、愛犬がそんな状態だったら心配で少しでも近くに行きたい、行ってあげたいと思うものではないだろうか。 なんだか、あのワンコがとっても可哀相になってしまった。
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