↑ かぼちゃとむらさき芋から「いろ」をもらいます。
テーマは春の「いろ」。 今日はそれを具体化していく作業です。
「いろ」の素材は?「いろ」の濃淡は? ベース生地中の「いろ」の比率は? 「いろ」の流れを表現する成形は? etc・・・
チェックすべきことを拾い出したら 思考的パン作りのスタートです。
必要なのは、記憶、感覚、想像力。 頭の中で、素材を選びだし、生地をこね、成形し、焼き上げて、 その断面に「いろ」がどんなふうにでてくるか、思い浮かべます。
もちろん、仕込む量や、段取りにムリはないか、 そういうことも同時に確認していきます。
頭の中の作業は、時間がかからないし、場所も問いません。 発酵も成形も、早回しのビデオのようにくるくるすすむので、 気になるところがあれば、いくらでも 引き返し、繰り返し、やり直すことができます。
余談ですが、息子によると、この思考的作業中のわたしは、 「ぶつぶついったり、手がへんな動きをしてなんかヘン!」だとか。
あはは。そりゃ不審きわまりないですね。 でもいいわけすると、手の動きは成形をやってるつもりなんです。 動かすとイメージがはっきりするもので。(苦笑)
ともかく、「春のぱん」の輪郭やそのプロセスは見えてきました。
まず、春の「いろ」は、かぼちゃとむらさき芋から。 そして「いろ」をいかすために、かたちはパウンド型でシンプルに。
OK!明日は試作の様子です。(^^)
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