↑ 昨夜焼き上げた角食ぱん。
昨夜焼いた角食。もちろんおうち用。 粉はカメリヤ。 ソフトフランス生地を基本の2倍量(粉400g分)、油脂はマーガリン、 牛乳はちょっと多めでこねて柔らかめの生地にして。 1次発酵、2分割、丸め、型入れ、最終発酵、焼成。 今回はあまり手間をかけず、さくさくと作業をすすめた。
今朝、ノリさんはチョコレートクリームを塗ってそのままで。 子どもたちはトーストして。 わたしの山食(いぎりすぱん)はトーストのほうがおいしいけど、 角食は焼いても焼かなくても、どちらでもおいしい。
角食を焼くとき、いつも思い浮かべるのが 東京・合羽橋道具街の近くのペリカンというパン屋さん。 船橋に住んでいた頃、小さかったユズをつれて何度か買いに行ったっけ。
ちょっと思い出話。 私がパンを焼くのが好きというのを知ったご主人が、 1度だけ工場を見せてくださった。 そのとき、すでにその日の作業は終えて、工場は整然としていたけど 年季の入った横型ミキサーの中に何かある。 とっさになにかわからず、「?」と覗き込んだら、パン生地だった。 「これはね、明日の生地に混ぜるの」とご主人がおっしゃった。
短い時間ではあったけど、他にもいろいろとお話しをしてくださった。 日々、決して変わることのない、安定したおいしさを提供し続ける、 っていうことに関して、詳しくは書けないけど、その当時のわたしは、 ご主人の言葉ひとつひとつに、ものすごい影響を受けた。 詳しく書けない、っていうのは、 ココには書けないとか、秘密とかいう意味じゃなくて うまく表現できないの、感覚的に響いてきたことなので。 いわゆる「材料を大事に」とか「心込めて作る」とか、そういうことは それまでも、してきたことだし、それらがおいしさにつながるのは いうまでもないけど、そういう次元じゃない部分でね。
その後、わたしは数ヶ月の間、 山食・角食ばかり焼き続けることになったのでした…。 衝撃をうけたのが食ぱん系でよかった。 これ、クロワッサンや菓子ぱん系だったら、大変だった(笑)
攻略日記も続きをスタートしたいと思っているのですが なにしろ、月半ばに締め切りの仕事が1こあって、これが終わらん…(汗) そんなこんなで、攻略日記…次はくるみぱん、だったかな。 もう少し、待っていてくださいね〜。
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