↑ 上・生地を作りましょう。 下・焼きあがりました。今日はチェリージャムを添えるつもり(^^)
5月に出版した「おいしいおやつがまってるよ」。 TANTO(集英社)というお料理雑誌で発表したものを中心に 我が家の普段着のおやつを紹介しました。 こどもと一緒に気軽につくれるレシピばかりです。
その中から、今日は「クレープ」を焼くことにします。
生地は午前中に作って寝かせておきます。 今日は子供たちは出掛けているので、 きっとお昼に汗だくで帰ってくるはず。 麺類で軽めのお昼をすませたら、 子供たちの大好きなクレープをデザートとして出してあげるつもり。(^^)
クレープは、とても思い出深いおやつです。 今から約30年前に、私の母は、おやつや土曜日のお昼ご飯代わりに クレープをよく焼いてくれました。
母は、小さなお菓子の本を1冊持っていて、 クレープはその中に書いてあったらしいのですが、 「小麦粉を薄くといてフライパンで焼く」というレシピが 母が子供のころよく食べたという“どんどん焼き”に 非常に近いものを感じたらしいの。 材料も、粉、卵、牛乳、砂糖、バター…と家にあるものばかり。 それで、我が家のおやつに採用されたみたいです(笑)。
ちなみに「どんどん焼き」っていうのは、 母によると、薄く溶いた小麦粉の生地に キャベツとかそのへんにある野菜を細かく刻んで混ぜ込み、 フライパンで焼いたものだそうで、 お好み焼きをもっと薄めに、香ばしく焼いたもの。 名前の由来は、もちろん、どんどん焼けるから。
どんどん焼ける、という意味では クレープは「パリ風どんどん焼き」かもしれませんね〜。
おっと、話がそれました〜。
で、そのクレープなのですが、 液体材料を混ぜ合わせた中に粉を加えるよりも、 粉の真ん中に液体材料の一部を入れ、 中央から丁寧にときのばして、残りの液体を加え伸ばす、 という方法が、ダマになりにくくていいように思います。 これでも、多少ダマは残るかもしれませんが、 ラップして寝かせている間に、なめらかでしなやかな生地になりますから どうぞご安心くださいね。
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