↑ 今!焼きあがったところ。この日記アップしたら食べるの(^_^)
リーンの基本生地(6/26)でイーストをホシノ酵母に置き換える場合、 配合はどうなるか?というご質問をいただきました。 答えは書きません。でも、考え方をお話しましょうね。
ホシノの生種がインスタントドライイーストと大きく違うところは 多量の水分を含んでいると言うこと。 だから、水分量をどうするかが初心者には難しいところなんです。
まず、レシピは一箇所ずつ変えていくことが原則。 いつもの水分量から大さじ1の水をすくいとって捨て、生種を大さじ1を 加えます。つまり、おおよその水分量は変えずにやってみるわけです。
こねあげてボールに入れ、しばらくたって様子をみると生地がぺたんとして います。触ってみるとミキシンング時よりあきらかに生地が柔らかい。 これでは成形も難しいかもしれません。 「水分と粉のバランスは変えなかったのにおかしいな」 とここで疑問が生まれるでしょう。 ここから、カンのいい人なら、あることに気づくわけです。 ホシノ酵母は、生地をゆるませる性質があるのでは?と。
ならば、あらかじめ減らす水を大さじ2にしてまたやってみます。 まだゆるいかもしれません。 でも個人の感覚や好みには差がありますから これでいいと言う人もいるかもしれません。
こんな風に3回位やってみれば、自分なりに適切な水分量もわかり、 いい感じのパンが焼けるようになるはずです。 せっかくですから、粉をホシノと相性のいい国産小麦に変えるのも いいかもしれませんね、でも多分、生地がベタベタになっちゃいます。 ここで「おや、国産小麦なら、もっと水分が少なくてもいいのかな」 と気づくわけですね(^^)
今は、ネットなどで調べれば、粉100gに対して、 酵母は何%、水は何%とずばり教えてくれるところもあるはずです。 それに対して、私のやり方は、言ってみれば原始的な方法といいますか、 自分の経験を積み重ねて答えを導きだすやりかたです。 非効率だと言う人もいるかもしれませんが、 あなた自身が得るものは大きいはず。 こうやって経験と自分だけのデータを蓄積していくのです。
画像は、ホシノとはるゆたかブレンドのかんぱーにゅ。
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