↑ 上・マーガリンはボウルに直接量ってもよし。 下・1次発酵後。さて、取り出します。
今日からマーガリンのテーブルロールです。 これは、ごく単純にリッチ生地のバターを マーガリンに置きかえただけなんですね。
「そんなカンタンなことを いちいち1個の独立したレシピで紹介するんじゃない!」 とあちこちから石が飛んできそうなのを ひょいひょいよけながら、すすめたいと思います(笑)
まず、計量。 これ前にも書きましたが粉・砂糖・塩を量って後、秤の上でかるく攪拌。 そして目盛りを見ながら、粉のはじっこにマーガリンを直接量りこむ。 こうするとマーガリンを別容器で量っておかなくてすむので 洗い物が1個へりますね。あとは、適切なタイミングで、 マーガリンを生地に混ぜ込んでいきましょう。 生地がこねあがったら1次発酵に突入です(^^)
さて、ちょっと話を戻しますが こんなカンタンな材料の置き換え、バリエにもなんにもなりゃしない、 と思った皆さん、それは喜ばしいことですヨ。
例えば私。 高校、大学の時、まわりのお友達に影響されて 冬になると、なんとな〜〜く編み物をやってみたりしてたんですネ。 当時、ある友人が、なんでもすいすいと編んでいくので 「何を見て編んでるの?」と聞くと「え〜、まあ、適当」との答え。 もう、びっくりでした〜。 適当で編める、ということ自体が信じられませんでしたもん。 私は、本の編み図通りにしか編めないのです。 色も編み方も、応用するということがまったくできませんでした。 いっぱいいっぱいだった、っていうのかな、 勝手に変えたらおかしくなっちゃうかも…!! そういう不安が常につきまとっていたんですネ。
ぱん作りでもそういう方いらしゃるでしょう。 反対に、とくに提示されなくても 「アレがいいならコレもいいに違いない」と 応用がきく人は、考えかたが既に初心者の域ではないのです。
あの本のレシピのステップがやさしく、こまかい理由は 過去の私のように、レシピを変えることに慎重な初心者が 「あ、こうしてもいいんだ」 「こうすればこうなるんだ」 という小さなことに、気づいてもらいたいからなのです。
ひとつひとつはかなり小さいのですが、 積み重ねて、組み合わせていくことで、レシピは広がっていく… 私にはそんなふうに思えるんです(*^^*)
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