ぱん工房『くーぷ』のひとりごと

攻略日記　５０　マーガリンのテーブルロール

↑　③両端同士を寄せてきて、
　　④ぴったりくっつけます。完成。

攻略日記４９の続き。

原因と対策…その１
輪がせまいゆえに接触する。
この場合は、生地のひもをもう少し長くしてみる。
そして輪をできるだけゆとりをもって作り、すいっと通す。

原因と対策…その２
生地表面がべたつくために、くっついてしまう。
この場合、これは最も単純な対策として、
ごくかるく打ち粉をふり、べたつきを解消するという方法があります。
ただし、打ち粉はふりすぎると、口当たりが悪くなったり、
表面のツヤがなくなるので、ぎりぎり最小限でお願いしますネ。

もうひとつは、べたつかないように生地をもっていく。
本当はこれがベストかな～。

…えっと、文章で↑こういう状態を示すのがとても難しいのですが
生地表面は、乾いてもおらず、かといってべたついてもおらず
というコンディションが最も成形しやすいのですね。

そういう生地にもっていくことはじつはそんなに難しくありません。
ただし、よく生地をさわって、仲良くなれば、の話ですけど…。

主体性を持って、生地が作れるようなるといいですよね。
最初のうちは、今作ってる生地の状態が
いいか、悪いかさえもよくわからないと思うけど
何度かやるうちに、少しづつそういうこともわかってくるでしょう？
生地には言葉はないけれど、
状態でそれを私たちに伝えてくれています。
例えば、ミキシング中でも、手に伝わる生地の感触で
その後の生地の状態を想像することはできますし、
1次発酵後の手ざわりでも、それは伝わってきます。

生地がいつもよりかたいとき、やわらかいとき、
作り手の微妙な手加減で、生地のバランスをとってやり
できる限り、自分が最適と思うコンディションに近づけていく。
そういう配慮がとっても大切。

コンスタントに焼いている方には、きっとこの感覚、
わたしが言わんとしていること、わかりますよネ(^^)
まだ、よくその感覚がつかみきれないな、という方は
その日の到来を楽しみに焼き続けてみてね～。

なんか、最後のほう、具体的なアドバイスじゃなくてごめんなさい。
でも、今日は時間がないから退散します～。

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あ、最後にみなさんにお知らせ～。
「すてきな奥さん12月号」の付録に、
「絵本からうまれたおいしいレシピ」「ステッチ・イデー」で
大活躍のきむらかよさん(ぱぴえ堂)の焼き菓子カレンダーがついてます。
私は、いまから買いにいきます。
「すてきな奥さん」初めて買うよ～っ、どきどき o(>▽<)o

2005年11月2日(水) No.3725