↑ 上・ひも状にのばしたところ 下・くるりん。結びました。
マーガリンのテーブルロールのバリエ。 黒胡麻ロール。
ベースはリッチの基本生地。 バターの代わりにトースト用マーガリン、 黒胡麻30g 牛乳は黒胡麻の吸収分を考慮して20cc増量の160cc
牛乳160cc使用すると、ミキシング時、けっこうべたつくので、 嫌がられそうな気がしているんですが(びくびく…) 成形までの間に、胡麻が水分吸収するので、 最初は、このくらいの柔らかさがベストと思ってます。
柔らかい生地は、こね方にちょっとコツがあるのです。
こういう生地の場合、力をこめると、 これでもかとばかりに手にくっついてきて、らちがあきません。
『くーぷ』では、生地をたたきつけるこね方は薦めていません。 その理由のひとつは、水分がとんでしまうからなのですが、 ここではそれを逆手にとります。
生地表面の水分をとる、という意味で、 10回くらい、軽く台に打ち付けます。 打ち付けるといっても、親の敵のごとく(笑) びしっ、ばしっ、とやる必要はありません。 そうですね、ぺたん、ぺたん、 打ち付けるというより、落とす、そんな感じです。
こうすると、とりあえず表面は膜が張ったようになり べたつきがかなり解消されます。 つぎは、この表面の膜を破らない程度の力でこねていきます。 この膜を破っちゃうと、 内部のべたつく部分が露出してきて、こねにくくなります。(T▽T)
ここは、力加減、手加減がものをいいます。 【こねる】という動作は、「力を加える、かける」 というプラスのイメージがあるのですが、 こういう柔らかい生地の場合は、それだけじゃダメで、 「力を抜く、引く」というマイナスな要素も必要なのです。
かなり感覚的ですが、 これが、わたしのミキシングイメージなんです。(^^ゞ
でも、そうだなあ、 ごく初心者の方は、まずは150ccでこねたほうがいいかもしれません。 そのほうが安心かな。(^^)ストレスがたまらないと思う。 慣れたら、徐々に増やしてみてくださいね〜。
|
|
|