↑ 上 ミキシング直後。ちょっとお肌が荒れています。 下 5〜10分後に、軽く丸めなおすと、つるっつるのもち肌ちゃん。
昨日の日記の感想欄に、『くーぷ』卒業生のすずさんが、 「片手でこねる」ということを書いてくださいました。 その補足をしておきましょうね。
『くーぷ』では、生地のべたつきがとれるまでは、 片手(利き手)だけでこねるように教えています。
どちらかの手があいていると、何かと便利なの。電話にもでられるし 宅急便が来てもハンコくらいは押せますからね。
それに、なにもわざわざ両手ともべたべたにする必要ないんだもの。 生地のベタつきは、やがてなくなりますから、 両手で捏ねるのは、それからでいいのです。
さて、お約束の「生地をもち肌にする方法」も書かなくてはネ。 一般的に、捏ね上がりの目安として 「生地の一部を伸ばした時に薄〜い膜ができるまで」と言われてますね。 そうなるまで捏ねるの、大変だよね。 だって、なかなかそうはならないんだもの(笑)
でもね、心配しなくても大丈夫ですよ〜。 『くーぷ』の生地は、そこまで捏ねなくてもいいんです。 生地全体がしっとりなめらかになったら、 そんなに生地が薄く伸びなくても、ミキシングは終了しちゃいましょ。 ミキシングにかける時間は、長くても10分程度!
この生地をボウルにもどしてラップをかけ、 5〜10分後、生地を一度取り出して、くるりっと丸めなおしてみてね。 生地は、びっくりするほどなめらか。 ぷりっぷりのもち肌ちゃんに生まれ変わりますヨ。(^^)v (ためしに生地の一部を伸ばしてみて。薄い膜もできてますよ) では、あらためてボウルに戻し、一次発酵を続けてくださいネ。
丸めなおしは、必ず必要というわけではないけれど 行うことで、新しい酸素が供給されて生地も元気になるし、 表面がなめらかになるので、成形時、お顔のきれいなパンが作れます。
もし、忘れちゃっても全然大丈夫よ。私もしない時あるし。 ま、やったほうがいいかなって程度ですから(^^)
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