Old Diary


〜ぱんとぱんまわりのいろんなこと〜
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リーンの基本生地と仲良くなろう・その5

↑ 上・1次発酵後、カードを使って生地を取り出す。
  下・生地は、つるつるの表面を下にして台におく。
  

一次発酵は何のために行うのでしょう?
単に生地を2〜2.5倍に膨らませるためでしょうか。
膨らませることが目的ならば、イーストを多く入れて
温度の高いところにおけば、すぐに達成されるはずですね。

でも私たちは、そうはしません。
なぜなら一次発酵は「生地の熟成」のために行うものだからです。
適度な温度と湿度が保たれた環境でねかせることで
パン特有の香りや旨みの成分が生まれ、
また伸展性のあるしなやかな生地に変化していくのです。

リーン生地のようにシンプルな配合は、
リッチ生地のように材料(牛乳やバター等)由来の旨みは期待できません。
そうなると、なおさら「熟成」によって、
パンの旨みをじっくり引き出さなくてはなりません。

ま、そんなことを頭に入れて、一次発酵させてくださいね(^^)
多少、時間がかかっても寛大な気持ちになるんじゃないでしょうか(笑)

発酵は、オーブンの発酵機能を使ってもよいですし、
大きめの鍋やボウルに40度弱程度の湯を張って、
生地の入ったボウルを浮かせてもいいでしょう。
また家の中のどこか暖かいところを探して、そこにおいてもいいですよ。
夏場だったら、そのへんにおいておけば充分発酵するはずです。

ボウルが小さいと、ふくらんだ時に生地とラップが接してしまい、
はがすときに生地を傷めてしまう恐れがあります。
ボウルは、深さに余裕のあるものを使用しましょうネ。

さて発酵後、生地を取り出す際は、ボウルの内壁に
カードをぴったり沿わせるように、2〜3箇所差し込んで
最後に「すいっ」とすくい出します。(画像上)
つるつる表面を下にして台に置きますが(画像下)その理由はまた明日。
2004年12月14日(火) No.496

ひさぽん [URL]  2004/12/15/00:28:20   No.497
講座が進んでいくのがとっても楽しみです。先日書き込んだ、材料をひとまとめにするときの「思い当たること」。それは、バターの柔らさが足りなかったということ。今日はその点に気をつけて、少しずつ崩しながらミキシングしていったら、見事にまとまりました(^^)。うまくまとまると、こねもとても楽でした♪ やっと気づけてよかったです(^^)

fukumimi  [E-Mail]  2004/12/15/00:48:07   No.498
「熟成」には、環境を整えてあげるということがよくわかりました。子育てに似たところがあるなぁ〜と感じたのは私だけでしょうか?こちらは、きちんと環境を整えたつもりでも捏ね上がり生地の状態によって、少し居心地の悪い所からの発酵スタートになる場合もあるのでは?生地ともっと真剣に向き合わなくちゃ!
ここまでをよくおさらいしてリーン生地に取り組んでみます。
まずは、肩の力を抜いてっと。

まぁむ [URL]  2004/12/15/08:51:32   No.499
つやつや、ふかふかの滑らかな生地に捏ねあがってますね♪
最近気温が下がってきましたので
発泡スチロールの箱(生協の配送用の)を発酵用に利用しています(お湯を入れたマグカップとともに)適度な湿度があり、バッチリです
(^_-)-☆

みか  [E-Mail]  2004/12/15/09:47:46   No.500
ひさぽんさん、成功おめでとう(^^)/この生地は【せみはーどろーる】になりますよ、お楽しみにネ。

fukumimiさん、前にも書いたけど、パンのおいしさは「生地への配慮の積み重ね」なの。だから、工程ごとは完璧でも、流れが悪いとダメ。逆にイマイチな点があっても、トータル的な流れでカバーすることも可能だったりするの。子供も高校でワルでも大人になって更生したりするもんね。え?例えが違う?(笑)

みか  [E-Mail]  2004/12/15/09:59:01   No.501
まぁむさん、生協の箱は深さもあるしgoodですね〜♪エンゼル&パウンド型など型に入れる生地なら最終発酵にも利用できますよね。オーブンの発酵機能を使わないってことは、その間オーブンを有効に利用できるということですし、オススメだと思います(^^)

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