↑ ファーマーズテーブル&カフェのカレンダー。
200〜400g程度の粉で、ミキシング後に疲労を感じる方は あきらかに無駄な力使ってます。 もったいないから、チカラ、減らしましょう(^^)
ミキシングは『水の入った風船をもむ』イメージです。 もまれた風船は、ぷにぷにと自在に形を変えますが、 調子に乗ってチカラを入れすぎると破裂して水が出ちゃう。
生地もそう。 捏ねるにつれ、表面はべたつきがとれ、 あたかも超極薄の皮膜ができたようになります。 これは、捏ねることで粉と水が強く結びつき グルテン組織が形成されるからなのです。
とはいえ、中はまだ柔らかい。うっかり力を入れすぎると せっかく出来た皮膜が破れて、またべたついてしまいます。 安易に打ち粉をすれば、べたつきは解消できるけど、生地は固くなる。
では、どうするか。 この皮膜をぎりぎり破かない程度の、しかし「確かな力」で捏ねるのです。 弱すぎず強すぎず、押したり引いたりの、リズミカルで的確な力。 そして生地内部は極力柔らかさを保ったまま縦横無尽に流動させ 粉と水分の結合をうながしていく・・・。
これが『くーぷ』のミキシング。リーンにもリッチにも共通です。
ただし、これはあくまでもイメージ。 水入れた風船モミモミしたからといって、 ミキシングが上達するかどうかは保障しかねます(笑)
ファーマーズテーブルの石川さんがカレンダーを送ってくださいました。
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