↑ 今日は6分割にしてみよう。 じつは、手の出演は昨日も今日もシュンです(^^)
昨日の続きです。 取り出した生地に触れてみましょう。 表面(発酵の時、上の部分)は、さらりとしてべたつきがありませんが ボウルに密着していた裏面は、やや粘着性があります。 ですから表面を下におけば「打ち粉」しなくても台にくっつかないのです。
ついでなので、あらためて「打ち粉」について書いておきましょうね。
『くーぷ』のリーン&リッチの基本生地は、材料を守り、 計量ミスさえしなければ、打ち粉を必要としません。(*欄外参照) そのようにレシピを作っているのです。
ミキシング時の安易な打ち粉は、配合バランスを崩すと前に書きましたネ。 熟成後の生地への打ち粉は、パンの口当たり・風味を落とすなど さらに深刻な影響を及ぼすのです。 また、成形時の打ち粉は、表面がすべるといいますか、 生地が伸ばしにくい、とじ目が密着しない、ということもあります。
ま、そういうことで、打ち粉の取り扱いには、気をつけてくださいね(^^)v
さて。この生地は『くーぷ』の定番【せみはーどろーる】にしましょう。 生地を取り出す前、あるいは取り出し後に、手で押すなどして、 わざわざ「ガス抜き」をなさる方もいらっしゃいますが、 『くーぷ』の生地には必要ありません。これらの行為は、 生地への余計な刺激となり、グルテン組織が収縮し、作業性が劣ります。 ガスは、作業中に自然に抜けますから安心して。(*^^*)
分割は、リッチなら8分割を基本としてますが、 リーンはやや伸展性が劣るので、8分割はちょっと小ぶりです。 6分割くらいが、手ごろな大きさかもしれません。 生地はカードで、すっぱりカットしましょう。 目分量でいいですよ。 大きさを、きれいに揃えたい方は はかりを使ってもいいですが、手早くお願いしますね〜。
+++++++++++++++++++++++++++++ (*)ただし、カメリヤ以外の粉をお使いの場合はこの限りではありません。 『くーぷ』のレシピはカメリヤを基準に作成しています。(^_^)
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