↑ こちらもパンがご縁でいただきました。うれしい(^^)
ひとカタマリになった生地を台に取り出します。 ボウルの内側のこびりつきも、指についている生地も、材料のうち。 カードできれいにこそげ、生地のカタマリに混ぜてしまいましょう。 (指についている生地は、こねているうちに次第に取れてきますから あまり神経質にならなくても大丈夫ですヨ)
さて、いよいよ本格的にこね始めるわけですが 『くーぷ』の生地は、叩きつけません。 叩きつけると、生地が無防備に空気にさらされるため、 生地温度は下がり、乾燥もすすみ、大変ダメージを受けてしまいます。
では、どうするか。あたたかさや水分を逃さないよう、 生地を両手でやさしく包み込み、押しやる、もどす、折りたたむ、 という感じでリズミカルにこねていくのです。 (う〜ん。こればっかりは、見ないとわかんないよね〜)
最初は、どうにもべたつくかもしれませんが 打ち粉はぐっとこらえましょう。 ・・・ほらね、3〜4分もこねれば生地のベタつきがとれて、 やわらかく、しなやかに、しかもツヤが出てきたでしょう? もう、手にも台にもくっつかないはずです。
そう、『くーぷ』のリッチの基本生地の配合は、 計量ミスがないかぎり、打ち粉はまったく必要ありません。(^^) (ついでに水分が足りないということもありません。 そういうふうにレシピを作っているからです)
これはどんな生地にも共通して言えることですが、 ミキシング開始から最低3分間は打ち粉せずに様子を見ましょう。 初期のべたつきは、粉に水分が充分に入っていないために起こること。 ミキシングがすすめば、解消されることがほとんどです。
たまに、打ち粉は「別腹」とばかりに景気よく使う方がいらっしゃるの。 レシピ製作者が意図した柔らかさがどうであるかなんて、 まったく考えが及ばないのでしょうネ。 ただひたすらに、自分のこねやすい硬さになるまで打ち粉をしちゃう。 配合バランスが崩れていることに気がつかないんです。
はい。では今日の格言。
「また打ち粉!? あらら 配合 台無しに」・・・(涙)
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