↑ 双子ちゃんと三つ子ちゃん。
「どうしてドリュウル塗らないんですか?」という質問をいただいた! えーと。面倒くさいから(^^ゞ 刷毛洗わなくちゃいけないし、 そもそも生地にも卵を配合してないのに、 つやだしのために1個割る勇気ないもん(笑)
実際、普段づかいのパンに卵のぴかぴかしたツヤは必要なのかな? わたしの焼いたパンの表面をよく見て。 はでなツヤ感はないかもしれないけど、上品な光沢はちゃんとある。 なぜ?理由は表面の組織のきめがそろっているから。
布でも紙でも“表”と“裏”があるように、 パン生地もそれに相当する部分がある。上手くいえないけどそう思ってる
例えば、発酵させた時、表面のなめらかな部分が“表” 分割した時の切断面や発酵時にボウルに接してるきめの粗い部分は“裏”だ。
成形する時は、べたつきがちな“裏”の生地を内部にくるみこみながら、“表”の部分を大切に生かして、パンの表面にもってくる。 つぎはぎ、でこぼこができないように、 一枚の膜でくるまれたようにするイメージ。できるだけ打ち粉もしない。 打ち粉は表面の自然な光沢をうばい、口当たりをそこねる。
説明すると難しく感じるかもしれないけど、 要は生地の気持ちになってみればわかること。 すっぴんお肌が一番きれいにかわいく見えるようにしてあげよう。 それが親のつとめです(*^^*)
さて、やっと本題!成形バリエ、次の2個はこんな感じ。
左→8分割した生地をさらに3分割して丸め、広がらないよう紙型に。 形の愛らしさ、ちぎる楽しさが加わる。菓子パンに使えそう。 右→生地の上から細い麺棒でぐっと押し付けたフォンデュ(割れ目)と呼ば れるかたち。正統派なのでディナーロールにどうかな?
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