↑ 雨上がりの裏山からシュンとユズが摘んできた。
「学校の裏山にたくさんなってるんだよ、鳥がいっぱい来てたよ!」
興奮気味に話すシュンとユズの手には、桑の実とへびいちご。 子どもたちからもらったすてきなプレゼント、 なんだかすごく懐かしかった。
小学校時代、愛知県扶桑町に暮らしたことがある。 扶桑町はその名の通り桑畑がいっぱいで、 今頃の季節には黒に近い濃紫の実をたくさんつけていたっけ。
私にとっては珍しい桑の実も、 地元の子どもたちは、さほど興味がなかったみたい。 せっせと実を摘んでいたのは、私と鳥たちくらいだったなあ(笑)
桑の実から当時のことが次から次へと思い出されて、 しばし感傷にひたってしまった・・・。 が、それもつかの間。 次の瞬間には子どもと争って、おいしくいただいてました(*^^*) 気づいたら指先がすっかり紫色(笑)
偶然、今朝のNHKでも桑の実の特集が。 中国でも日本でも昔から薬として扱われ、 耳や目、腎臓にもいいんだとか。色も白くなる!って(笑)
もっとたくさんあったら、 桑の実酵母で焼いたパンに桑の実ジャムをつけて・・・ なんて楽しみ方もできるのになぁ、 なんてぼんやり考えたりした午後でした。
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