↑ ふたご、おしり、いろいろ呼ばれてますが(笑)、これもクープはありません。
B:小さな風船と大きな風船があります。 二つの風船に、同じ量の空気を入れました。 すると、小さいほうはパンパンに張りつめましたが、 大きいほうはぷにぷにと柔らかでした。 これを徐々に温めていくと、中の空気が膨張して、 小さい風船は割れてしまいましたが、 大きな風船は、余裕があったので割れませんでした。おしまい。
A:・・・いったいなんの話? Bさん、今日は、お花パンがどうしてクープを入れてないのに 裂けてないのか、教えてくれるんじゃなかったんですかぁ?
B:あら、一応、昨日の疑問に答えたつもりなのよ(笑)
A:はあっ!?どこがですかっ!?
B:まあ、落ち着いて。昨日のパンも今日のパンも、 深いミゾがついてるでしょ。じつはね、このミゾに秘密があるの。
A:へ・・・?
B:丸めた生地にミゾをつけることで、【表面積を大きく】したの。 丸めただけの生地が小さな風船だとすれば、 ミゾをつけたほうは大きな風船になったのよ。わかる? あとは、↑の話と照らし合わせて、自分で考えてみてね(笑)
A:んんん?わかったような、わかんないような。ええと、ええと・・・。
B:表面積を広げることで、内部から受ける圧力を落とし、 破裂を防いでいるの。こういう成形はけっこういろいろあるの。 カイザーセンメルやファンデュがそうよ。
A:う〜〜む。パンの成形って、ホントに理にかなっているんですね〜。
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