↑ こんなのも、たまに焼きます。
6/26の日記で紹介したリーンの基本生地の配合で、 粉はカメリヤを指定しました。
パンをよく作る方なら、 「カメリヤ?もう少し、たんぱく量を落とした粉のほうが いいんじゃないの〜?」とか思ったかもしれませんね。
確かにリーンの特徴をよく出すためには、そのほうがいいでしょう。 でも、今回、初心者向けに、あえて、カメリヤを使ってみました。
それは、まず標準的なカメリヤで焼いたリーンなパンの食感・状態を知り、 その上でフランスパン専用粉など、他の粉を試してもらいたかったからです。
粉を変えるとパンの表情は変わります。 ボリューム、きめ、風味、クラストの食感・・・。 粉による、こういうさまざまな変化は、リッチな配合ではなかなか認識 できません。シンプルなリーンなパンだからこそ、認識できるのです。
私は新しい粉を導入してみたいとき、あるリーンな配合でテストします。 そして、粉の特徴がわかったら、イメージするパンに応じて、 どの粉を使おうかな〜と考えます。 「風味が気に入ったけど、もう少しボリュームも欲しいな。 たんぱく量の高い粉を何割か入れてみよう」
「軽すぎる、口当たりのよさはキープしたままでコクをだしたい。 じゃあ、細挽きの全粒粉を混ぜてみようか」
と、こんなふうにです。これもパン焼きの楽しみのひとつかな〜。
さて、画像は・・・う〜〜ん。バタールっぽいモノ。 リーンの基本生地とは配合違いますよ〜、念のため。 粉もリスドォルっていう専用粉です。 技術的にも道具的にも、本格的フランスパンは難しいです、私には。 あ、でも、これはこれで、おいしく食べちゃいますけども(笑)
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