↑ 上・クープは側面もここまで入れます。 下・焼き上がりのクープはこんな感じ。
リーン生地にクープを入れる理由は レシピ本のP14や、過去の日記に書きました。 http://diary2.net4u.org/2/scr3_diarys.cgi?action=article&year=2004&month=6&day=25&cat=332pankobo
なので、詳細はそちらをお読みいただくとして。結局のところ
「クープはひらいてなんぼ」と私は思っています。 いれる方法が大事なんじゃなくて、 出来上がったぱんが、いかにも美味しそうに見えて、 食べてみたらやっぱり「おいしい!!」これが私にとっては一番大事。
なので、いろいろいろいろやってみたけど、 ど〜してもうまく開かない (T_T) うまく開く確率が低い (T▽T) とにかく、ひらいてくれ〜っ という方は、『くーぷ』のクープを試しくださいね。
おっと、その前に、オーブンの予熱はちゃんと始めてるよね? クープ入れてからの生地はあまり待たせられないから、気をつけてネ。
じゃあ、クープ、入れましょう。 ナイフは家の中で一番切れ味のいいものを用意。 どのくらいの切れ味か、っていうと そうね〜、熟したトマトがしゅた〜っと切れる程度。
これをさっと水をくぐらす。 わたしは、昨日の日記のように水の入ったカップに入れておき、 使うときに取り出し、ナイフを立てて持ち、水を刃につーと流すように。 これでOK、水はふきとりませんよ。
まず1本目のクープ。 ナイフを持ってないほうの手で、ごく軽く生地を支え (指の後がつくほどささえちゃダメよ) ナイフを前から後にすべらせながら、切込みを入れる。
切る、というより、 「すべらせると生地が切れはじめていく」というイメージです。
クープは上部ばかりではなく、サイドまでしっかり入れてください。 おうちぱんのクープは、少し深めのほうが、よく開きます。 画像を見て、このくらいまでしっかりと。
ひとふで書きみたいに、1回でやろうとしなくてもいいんですヨ。(^^) 2回、3回と充分に切込みが入るまで、ナイフを使ってください。 ただし、その都度、水をさっとくぐらせてくださいネ。
1本入ったら、クロスするもう1本を、同様に入れます。
そして、切り込みにショートニング。バター、マーガリンでも可。 ようするに油脂を切り口に塗布することで、 焼成時の生地の乾燥を遅らせクープをひらきやすくするためのもの。
ガス窯で190度、20分。 焼き上がりのクープは下の画像のような感じです。
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ひよさん、窯の中の石は、ふらんすぱんや天然酵母のぱんを焼く時に カンカンに焼いて水かけて庫内に蒸気を立てるためのものです。 『くーぷ』で現在紹介しているレシピには関係ありません。(^^)/
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